家族や親しい人が悩みを抱えているとき

あなたはココロが疲れたなと感じた時、どう対処されていますか？

誰かにおしゃべりをして聞いてもらうと楽になる方、スポーツやカラオケなど身体を動かすことで、ストレス発散する方、それぞれあると思います。

私は、何か思い悩む事があるときは、一人になって自分自身にじっと向き合うことが多いです。自然の中に行ったり、ガーデニングしたり、アロマを嗅いだり…

人と会うことを極力避けて、ひとりになる時間を作ります。

それが、落ち着いてくると、人に会いたいなと思ったり、やっと話をしたりできるようになります。

ただ、悩みを打ち明けたり、愚痴を言ったり、ワイワイ騒いで忘れる…という訳ではありません。

ただ黙ってそばにいて欲しい。それだけなのですが…

なかなかそうはいかないものです。笑顔がない時、心優しき人ほど「どうしたの？」「何か相談に乗るよ」と聞いてくるものです。または、「元気を出して」とか「騒いで忘れよう」とか。

それに乗ってみるものの、帰ってくると、悩みはそのまま元通りに…なんて事が繰り返されて(;^ω^)

人は辛そうにしている人を見ると、ましてそれが友人や家族となると、どうにかしてあげたい、悩みを聞いてアドバイスしたり元気づけたりして、なんとか救ってあげたい。そう思ってしまいますよね。

特に相手が家族やわが子の場合は、なお更です。自分の事のように何とかしてあげたい、しなくては。早くその辛さから救ってあげたいと思ってしまいます。

でも、よく考えてみると、自分と人とは考えも感覚も違います。悩んでいるときの対処の仕方も、違うのです。

セルフカウンセリングをしてみると、自分の考え方や感じ方は自分だけのもので、まったく同じ人はいないという事がわかります。

また、ホロスコープリーディングからも、その人の考え方の特徴や癖がはっきり出てくるのでその観点から、自分と人はずいぶん違うものなのだという認識ができてきます。

「誰かの支えになりたい」そう思うときは、まず自分の認識や思いが、「自分だけのものだ」という理解の上で、その相手をよく見つめてみると、どうしてあげるのがその人にとって一番いいのかという事が見えてくる様に思います。